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「Spiral Girl」
連載企画「ファッションブランドの仕掛人達」
vol.4
Spiral Girl
第5回
2008年5月26日更新
「ファッションブランドの仕掛人達」vol.4は、常にトレンドの最先端を意識したアイテム展開で人とは違うスタイルが楽しめる超人気ブランド『Spiral Girl』のMD担当者 小倉 直泰(おぐら なおやす)氏(31歳)。
Spiral Girlの立ち上げ時から関わる小倉氏は、結婚・我が子の誕生をひとつの転機として、社会情勢への関心を高めていく。小倉氏が願う社会のあり方、小倉氏がSpiral Girlを通して社会へ伝えていきたいメッセージとは...。
◇ブランドについて
Spiral Girlの強みは何ですか。
元々うちの会社はメーカーなので、ものを作る機能は他のブランドよりはあると思います。あと、うちはどこのデザイナーにも負けない位にみんな絵がうまいんです。絵がうまくないとその商品が良く見えないんですよね。その絵に時間をかけることによって、そのデザインに対する想いが入るじゃないですか。そしてそれを元にパタンナーが一から、うちのお客さんに向けたラインを細かいところまで決めていくんです。もちろん一から素材も選んで、直接中国に行って、縫製の技術などを教えて、やりとりをしています。うちは全部細かいところからチェックして、傷ものがでないように工場で技術指導までして、商品を上げてくるので。それでも傷ものはあるんですけど、そういう想いが一点一点にあるので、だからより喜びになるところはありますよね。僕はサッカー部だったんですけど、きつい練習をしたからこそ、その一勝がすごい嬉しかったり。何も練習しなくて、勝っちゃったではあまり喜べない。喜びの度合いが違うじゃないですか。そこも大事にしたいなとは思っているんですけどね。より喜びを感じられるように。
「ブランド」という言葉の意味をどう捉えていますか。
「ブランド」と言えるか言えないかの線引きは、そのブランドに対して、プライドを持っているか、持っていないかだと思います。うちはプライドを持って、もの作りも一からやっているので、ブランドとして見てもらいたいなとは思いますね。あと「ブランド」って2つの種類があると思うんですけど、1つは「安くて、自分のお小遣いの中で手軽に買える」ブランド、もう1つは、「ここのブランドだから買う」って言われるブランドです。Spiral Girlがこの2つのどっちかというのであれば、「うちのブランドだから買ってもらいたいらいたい」っていう方向性をずっと持ってはいますね。こないだ、たまたま古着屋さんに行った時に、ブランドものは高く買取ますよっていう意味で「ブランド一覧」っていう紙が貼ってあったんですね。それを見た時に、うちのブランドが入っていなくて(笑)すぐに店員さんに「Spiral Girl」っていうブランドは入れておいた方がいいですよ、あそこは「ブランド」ですからって。言っておきました(笑)
「Spiral Girlだから欲しい」と思ってくれるようなブランド力を持ちたいと考える小倉氏。次回(明日)はブランドを生かすための組織に関してお伺いします。お楽しみに。
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