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連載企画「ファッションブランドの仕掛人達」 vol.4 Spiral Girl
第3回
2008年5月24日更新 


「ファッションブランドの仕掛人達」vol.4は、常にトレンドの最先端を意識したアイテム展開で人とは違うスタイルが楽しめる超人気ブランド『Spiral Girl』のMD担当者 小倉 直泰(おぐら なおやす)氏(31歳)。
Spiral Girl
Spiral Girlの立ち上げ時から関わる小倉氏は、結婚・我が子の誕生をひとつの転機として、社会情勢への関心を高めていく。小倉氏が願う社会のあり方、小倉氏がSpiral Girlを通して社会へ伝えていきたいメッセージとは...。

今期のSpiral Girlは、“ Glamour Neo Hippie(グラムール・ネオヒッピー)”と環境問題を強く意識するようなテーマでした。その中でアイテムのデザイン的にも今までのSpiral Girlのイメージを変換させるようなインパクトがあったと思いますが、それに関して詳しく教えて下さい。

まず、小倉さんが環境問題を考えるようになったきっかけは何ですか。
一番影響があったのはうちの妻ですね。妻がNGO団体としての活動もしている フェアトレード・カンパニーという会社に勤めていたんです。そこでは、バングラディッシュやネパールその他の発展途上国にお金を寄付するだけではなくて、仕事ができる環境をつくり(工場をつくる)技術を教えながら生産機能を作ります。そしてそこで作られた商品を日本で販売をして、その売上の一部で学校を作ったりしている会社なんですね。その考え方には影響を受けました。あと、僕の好きなナチュラル系のブランドがあるんですけど、以前そこの女性デザイナーの人と会って話をすることができた時に、環境問題やエコに関して、「私たちはそういう(エコを考えた)もの作りをしている。けれども、私たちはそういう物に興味がある人たちだけにしか発信ができない。うちの商品はもともとエコに関しての興味がある人たちには反響があるけれども、それ以外の人たちには、残念ながら広がっていかないんだ」という話を聴いたんです。それで、僕が若い女の子向けに洋服を作っているのであれば、そこで是非、一番影響力のある人たちに発信をしてもらえたら、一番それが社会にとって良いんだ、という話になりまして。確かにそっちの世界とこっちの世界を知っている人が、同時に広める努力をしていくことが一番伝えやすいのかなって思いますね。そして、自分自身子供ができたということは本当に大きな要因であると感じています。これらに起因し、僕は企業が本来成り立つ意味としての「社会貢献」を今僕が企画しているSpiral Girlというブランドとして何かしていけることはないかと強く想いました。

小倉氏のお子様はもうすぐ1歳を迎える。彼が今やろうとしていることは社会にとっても、自分の子どもにとっても、ブランドにとっても、とても良い方向を導き出すことであろう。次回(明日)は、小倉氏が考える実際の社会貢献活動の取り組みに関して伺います。お楽しみに。

連載企画「ファッションブランドの仕掛人達」Spiral Girl
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